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『熱血ブログ!!主計ファミリーの現場バカ日誌』は、安全や品質に関する情報の「共有化」や「見える化」を通じ、少しでも「配管業界全体の活性化」につなげたいという願いを込めて、次世代の配管総合企業を目指す主計管工株式会社がお届けしています。

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主計ファミリー、安全について考えるの巻。

交通安全祈願で知られる大阪成田山不動尊。
豊臣秀吉ゆかりの豊國神社。
坐摩神社の境外末社である浪速神社。
ほんでもってもう一回成田山。 
大阪のオアシス、ごりょうさんこと 御霊神社。
年始の開門神事福男選びで有名な西宮神社。

パパ、なんのお話ししているの?

ああ、今年に入ってパパが行ってきた安全祈願祭が開かれた神社やお寺さんの再確認をしてたんだよ。再確認ヨシッ!!

それにしてもたくさん行ったですね?パパ。

ウム。一年を通して自分や仲間を護っていただくことをお願いしに行く場所であり、また自分自身も安全に対して一年間人事を尽くすことを誓う大切な行事なんだ。パパはねぇ、この行事に参加するたびにとても謙虚で厳かな気持ちになれるんだよ。

随分と立派なご高説、ホントありがたいわねぇ…

おや?ママ。どうしたんだ?何か言いたいことでも...

安全祈願祭が大事なのはよーくわかったんだけど、我が家の初詣は今年どこへ行ったかしら?

初詣?はつもうで?ハツモウデ?#$%&!“*¥?

覚えてないのは行ってないからヨッ!!パパったら毎日おトソばっかり飲んで寝てばっかりだったじゃないのよッ!!しょうがないから3人だけでいってきたわよッ!!も~うパパなんか知らないッ!!パパのドロガメーーーーー!!

ドッ?ドロッ?カーチャン、カンニーン!!

責任者出てこーいっっ!!

ヒートショックって知っていますか?byケイ子


ヒートショックってなーんだ?

パパの顔をアップで見てショックを受けるヒート(ひと)!

ブブーッ。残念。顔の怖いパパのことにショックを受ける人のことじゃありません。いい?ヒートショックっていうのはね、寒い冬は温かいお部屋から寒い脱衣室で服を脱いで、そこからまた寒い浴室に入ってあつ~いお風呂にわよねぇ。そんな温度の急な変化に心臓がびっくりし過ぎちゃって「心筋梗塞」や「脳卒中」を起こしたりしてしまうことをいうのよ。

温度差に原因があるなら、全部のお部屋を暖かくしたらよくないですか?

ぴんぽーん!たくみ正解。そうするにはこんな便利な方法があるのよ。今度お手伝いしてくれる時のためによーく覚えておいてね。
①お風呂のお湯を40度のぬるい目にして半分貯める。(お風呂のフタを開けておいても良い)
②シャワーの温度をそれより高めの43度に設定して、高い位置から3分間湯船に入れる。
こうすることで、熱いお湯につかっても血圧の急な変化をまねくことなく、シャワーの蒸気で温まった浴室に入ることができるのよ。パパの現場の安全も大事だけど、こんなかんじでお家の中にも危険っていうのは潜んでいるから、みんなで気をつけようね。

脱衣室やトイレもできるだけ暖かくする工夫をすればいいね。

ぴんぽーん!ぴんぽーん!ハカルも正解。
♪ピンポ~ン(ドアチャイムの音)はーい♪(ガチャ)

ギャー!!(バタッ!)

・・・また、暗闇のパパの顔におどろいてるです。

だから、『人ショック』はパパなんだって・・・。

なぜ『ただいま』が言えぬ~っっ!!

ひと声かけ運動の本質。仲間に「ただいま」を言わせる為に!!by管太郎

 

・スムーズな「ひと声かけ」の秘訣とは?
「そこは立ち入り禁止ですよ」「その姿勢は危険ですよ」「その使い方は間違ってますよ」「きちんと保護具を使いましょうね」などなど。建築や土木の現場で人に注意を促すのに有効なのが「声をかける」と言う行為。頭でわかってはいても、先輩や上司、または知らない人などに注意するときは声をかけにくいのもまた事実です。私も以前はそんなことで悩んでいました。そこで、今回は私が昔に出席したある現場の安全衛生協議会の中で、そのお会社の安全責任者さまからお伺いしてとても感銘を受けた「ひと声かけ運動」についてのお話を、できるだけ忠実に再現してご紹介します。

・ある現場の安協で聞いたひと声かけ運動の心得
「あのね、ひと声かけ運動を何でこんな必死になって定着させようとしてるか解る?何も難しく考えんでもいいんだよ。何でやるのか?仲間に『ただいま』を言わせるためにやるんだよ。ここにいる私も含めた全員が、大切な誰かに『行ってきます』と言って集まっているんだよ。一人暮らししてる人もそう。大切な誰かがいることに例外はないんだよ。そして、ここに集まった人間は、全員が職種の違いを超えて一つの建物を作るために集まった仲間同士なんだよ。『行ってきます』と言ってここへ来たやつは『ただいま』と言う義務があるんだよ。『ただいま』と言わせる義務があるんだよ。それはプロとして当然の義務なんだよ。事故を起こしてケガをすれば、その日の『ただいま』が言えなくなる可能性があるんだよ。誰も事故を起こしたくて事故を起こしてるんじゃない。横着して起こる事故ももちろんあるけれど、必死に働いてて事故になる場合もあるんだよ。難しいことは考えんでいい。『ただいま』を言う。言わせる。たったそれだけのことを踏まえて、これからのひと声かけ運動がさらに定着するよう、ご協力よろしくお願いします。それでは本日もご安全に。」

・みなさんも是非ご参考に。
いやあ、目からウロコの切り口でしたね。私はこのお話を聞いてから、とてもシンプルな気持ちで仲間へのひと声かけができるようになりました。仲間に「ただいま」を言わせる。みなさんもよろしければご参考にしてください。おっと、そうこうしているうちに私も我が家にたどり着きました。愛しい家族に今日もきちんと『ただいま』が言えそうです。それでは本日は失礼します。

♪ピンポ~ン(ドアチャイムの音)
※byケイ子「ヒートショックって知っていますか」のラストへ続く

工事現場版「マーフィーの法則」と「高名の木登り」byハカル

 


パパから聞いたんだけど、工事現場にもマーフィーの法則っていう「あるある事例集」みたいなものがあるんだって。みんな知ってた?その中の一つに「人は20mの高さからは落ちないが2mからは落ちる」っていうのがあるんだけど、これが鎌倉時代のの末期に書かれた吉田兼好の徒然草(つれづれぐさ)に出てくる「高名の木登り」っていうお話にそっくりなんだ。どれだけ似てるかわかってもらうために、今からその内容を今の工事現場風にアレンジしてボクとパパで訳してみるね。

・・・うわぁ。・・・あんな高いところでパパの会社の人お仕事してる。大丈夫かなぁ。・・・こわくないのかなぁ。パパ監督さんなのになんで声かけないんだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・

あっ、降りてくる!

・・・・・・・・・・・・・・・・

降りてくる...降りてくる...ふぅっ。もう大丈夫な高さだ。

おいっ!!気をつけて降りるんだぞっ!!

えっ?!... ねぇパパ?あれくらいならもう飛び降りたって大丈夫な高さなのに、何で注意するように声かけたの?

それはな、ハカル。目が回るような高さのところにいる時、人は自分で注意をするからパパはあえて口出ししなかったんだよ。ミスっていうのはな、危なくないと思った時に得てして起こるものなんだ。だからパパはあの高さになってからこそ、注意するように声をかけたんだよ。

へー、なるほどぉ。さすがはパパ、やっぱりプロの言うことは違うね。人は安心したら心も緩んじゃういきものなんだね。とっても勉強になったよ。ありがとうパパ。

ね。そっくりでしょ。今から700年近くも前に書かれたものなのに、ちゃんと今の現場にも通じてるなんて、やっぱり古典ってすごいなぁ。興味のある人はぜひ本物をチェックしてね!!それじゃあみんな、本日もご安全に!!

ワンポイント豆知識「過失相殺」とは?byたくみ

みなさんは過失相殺って知ってるですか?知らないならよーく覚えといたほうがいいですよ。過失相殺とは、皆さんが現場のルールや指示を守らないで事故に遭った場合、その時に起こした過失の分だけ損害賠償請求額が減っちゃうことを言う法律用語ですよ。
例えば、

・原則脚立禁止の現場で許可を受けずに使った脚立から落ちた
・資格が無いのに重機を運転して横転した
・ヘルメットを被らずに作業をしていて落下物が頭を直撃した

など、自分の落ち度で被災した場合や、被災の度合いが大きくなった場合は、全部この過失相殺の対象になるです。事故は起こさないのが一番です。でも、万が一の時に備えてルールや指示を絶対護って安全作業を心がけるです。このお話を知らない人がいたら教えてあげるといいです。それではボクはもう眠るです。皆さんバイバイです。