現場は工夫の宝庫!限られたスペースをどのように活かすか?!
皆さんこんにちは!主計管太郎です。先日、安全衛生協議会のパトロールに参加してきたのですが、本日はその時に見つけたさまざまな「現場の省スペース化」事例についてファミリーレポートをお送りしたいと思います。それではまずはたくみから!
ハイです。まず右の写真ですが、ここでは使わない脚立の上下2段を使って、ホースマスクと検知器なんかが入った道具箱を置いてたですよ。これなら積み重ねしていない分、出し入れがしやすいし、何より、重ね置きによる荷崩れの危険がないですネ。よーく見るとそれぞれの段に適当な大きさのメッシュボードが敷いてあって、スベリ止めの防止もされてるんですネ。実にお見事ですヨ。
じゃあ、次の説明は僕がするよ!まず写真に写ってる大きなオレンジ色のタンクにはいっぱいの水が入っていて、その周りにホウキや柄杓、それに地面に付いたドロを剥ぐスコップや、水を掃きだす水切りドライヤーなどが使いやすいように集めてあるんだ。要するに工事中のお掃除に必要なものがタンクの近くに集中して置かれてるから、イチイチ探さなくてもいいし、忘れ物もしにくくなるよね。天晴れです!
あと、私が特に省スペース化で感心したのがこの工事予告の看板なんです。これはある監督の工夫によって、一般の既製品サイズの横幅をわざわざ半分に抑えて作成した看板なんですが、そのどういう点が優れてるのかと言うと、①ほぼ電柱の直径と同じ幅なので、歩行者や通行車両への影響を最小限にできること。②強風による転倒や飛散事故の可能性を半減できること。③原材料の使用量を半分にできること。などなど、良い事でいっぱいなんですね。どうです?これってちょっと見じゃわからないけどスゴイ工夫ですよね?それじゃあ最後にパパから。
うん、ありがとうみんな。本日は現場の省スペース化についてレポートをお送りしましたが、この日に訪れた現場のように、創意工夫で溢れている現場は整理整頓も高い意識で行なわれており、安全・品質トラブルを未然に回避する能力も自然に備わっているように思います。ちなみに今回は導管事業部の現場だったのですが、ただでさえ制約の多い土木現場でのスペース有効活用を目の当たりにし、建築現場の敷地内でスペースを与えてもらいながら働く私にとって、実に頭の下がる、また勉強になるパトロールでした!それではこれにて今回のファミリーレポートを終わります。本日もご安全に!!
これからも我々は現場の省スペース化をはじめとする創意工夫に努めます!!