なぜあのお店だけ行列が?管太郎観察日記!
皆さんこんにちは、管太郎です。実は我が家では、ある有名なお花見スポットに行くことが毎年の恒例行事となっており、今年も休日に家族全員で桜のトンネルを通り抜けてきたのですが、本日はその時にふと気付いたことについてお話しさせていただきます。そこは全国的にも有名な桜の名所なので、少し遅めの葉桜の頃でも訪れる人はとても多く、それに伴いかなりの数の露店が軒を並べていました。焼きそばを売っているお店だけでも10件以上は目にしたと思うのですが、その中に1件だけ行列のできている焼きそば屋さんがあるのにふと気付いたので、私はこのお店と他のお店がどう違うのか知りたくなり、しばらくその様子を眺めていました。そこでまず気付いたのが商品の「見せ方」の違いです。そのお店では他店とは比べ物にならないほどの大量の焼きそばが鉄板の上に文字通り山積みされてあり、まずは「視覚」に訴えて客さんたちの足を止める工夫をしているように思えました。次に「音」です。そのお店では、お客さんの注文があってから、その分だけをあらかじめ下味のついた”焼きそば山”から切り崩し、おそらくはストックしてある所よりかなり高温の鉄板の上に移すので、ジュージューという子気味の良い音が「聴覚」を通じて耳に伝わります。最後に仕上げのソースをかけてコテを捌くとほどよく焦げたソースの香りが「嗅覚」を刺激し、さらに出来上がったものは出来たてのアツアツなので、パックにつめられてただ冷えていくのを待つだけの焼きそばにくらべて「味覚」が劣るはずがありません。それに何よりも印象に残ったのが調理している人の表情が素晴らしく楽しそうだったことです。結局家族全員がその列に並ぶことになったのですが、予想通り味もサービスも最高でした!早速研修中の新入社員達に「創意工夫」の素晴らしさを伝えようと強く感じた春の終わりです。それでは今回の報告はこれまで、本日もご安全に!!