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『熱血ブログ!!主計ファミリーの現場バカ日誌』は、安全や品質に関する情報の「共有化」や「見える化」を通じ、少しでも「配管業界全体の活性化」につなげたいという願いを込めて、次世代の配管総合企業を目指す主計管工株式会社がお届けしています。

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2019/03/04

管太郎が『人手不足』を嘆く前に考えたいこと。

お客さまの立場になって考える「工事」という名前の製品。
皆さんこんにちは、管太郎です。これはあくまで例えばのお話なのですが、お店で買ったケーキを持ち帰って食べたとき、そのケーキが明らかに変な味だった場合、皆さんはどのような行動をとるでしょう?ある統計では「この味はおかしい!」と(怒りながらでも)知らせてくれるお客さんは10人に1人くらいで、あとの9割のお客さん達は何も言わずにそのお店から離れていくようです。話は変わって、最近弊社の社屋内にあるセキュリティー用の機器を新しく交換するのに、ある工事業者さんが来てくれたのですが、まずその作業員さん達は脚立作業なのにヘルメットすら被っていません。「危ないですよ」と私が声を掛けるとヘルメットは被るのですが、今度は1つの脚立に2人が上って作業を行い始めました。これもモチロン注意させてもらいましたが、彼らはおそらく安全に関する基本ルールの遵守を徹底するという教育を受けていないのでしょう。また安全意識の低さは品質にもつながります。彼らが施工した配線モールがその自重に耐え切れず、宙ぶらりんになっているのを翌日に私達が発見しました。これはセルフチェックによる再確認の実施がなされていなかったために起こった悪い例の典型です。すぐ呼んで直してもらったのですが、そのためにかかった手間や費用、そして何よりもその信頼を回復するのは簡単ではないと思います。最近は「人手不足」という言葉がなにかとキーワードになっているようですが、私は今回の件について、仮にこの方達が現在「人手が足りていない」状況にあってもそれはあてはまらないように思います。なぜならお客様に”美味しいケーキ”を提供するための必要手順を怠たる事と「人手不足」とは何の関係もないからです。よって私達は今後、この件を教訓に「○○だから○○できない」と言うネガティブな言い訳を極力避け、「○○だから(こそ)○○しよう!」と”だから”に”こそ”をつけて、何事もアグレッシブに考える良い機会にしたいと思います!ところで皆さんはキズのある靴とキズの全く無い同じ靴、もしも同じ値段で売られていたらどちらを選びますか?ってしつこいようですネ(笑)。それでは本日もご安全に!!