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『熱血ブログ!!主計ファミリーの現場バカ日誌』は、安全や品質に関する情報の「共有化」や「見える化」を通じ、少しでも「配管業界全体の活性化」につなげたいという願いを込めて、次世代の配管総合企業を目指す主計管工株式会社がお届けしています。

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2019/12/16

「ながら運転」の罰則強化に思うこと。

なぜ「ながら運転」の罰則が強化されるのかを考える。byケイ子

皆さんこんにちは、ケイ子です。さて皆さんも既にご存知の通り、この12月1日から、運転しながらのスマートフォンやカーナビゲーションの”注視”など、いわいる「ながら運転」に対する罰則を厳罰化する改正交通法が施行されました。よって今回の私のレポートはそれについて、私なりに思うことをお伝えしたいと思います。

そもそも【注視】とは?【ながら運転】とは?
今回の改正道路交通法の中の一つに、「スマホやカーナビ等に表示された画像を”注視”しないこと」といった意味の言葉が盛り込まれてあり、違反やそれら行為に起因する事故に対する罰則や反則金、減点される点数が、改正前と比べて格段に厳しくなっています。ではそもそも「注視」とはどのような動作を指すのでしょうか?ある辞書には「注意してよく見ること」とあり、また警察庁のWebサイトには自動車が”2秒”の間に進む距離のグラフが記載されていて、例えば時速60kmなら2秒間で約33.3mも進むとあります。だとすると、いわゆる「ながら運転」とは、進行方向以外の何かを2秒の間「注視」することにより、全く前を見ないで33mを時速60kmのスピードで突っ走る、とても危険な行為であると言うことがわかります。

【ながら運転】がなぜ厳罰化されるのか?今こそ【運転】の本質を考える。
もちろん、「ながら運転が厳罰化されるから運転には気をつけよう!」と言う考えも間違ってはいないのですが、今回の法改正を機会に、私は本当の「安全運転」について考えることにしました。確かにさまざまな「車」は、運転することにより、確実に歩くより早く、より遠くへと私たちを運んでくれる便利な”道具”ではありますが、そこには必ず「安全に」という言葉が最優先されなければなりません。スマホのながら運転でトラックにはねられ、男子児童がその尊い命を失うという、本当に痛ましい事故が過去に実際ありました。ただ歩いているだけで、ただ信号を待っているだけで傷ついて良い身体や、失って良い命などありません。何事もあまりに慣れすぎると感覚が鈍くなってしまいがちですが、私や皆さんが運転する快適な車内空間は、すさまじいエネルギーによって移動している、とても危険な空間でもあります。「便利な道具を危険な凶器にしない!」今回の法改正で私は強く思いました。

最後に、ながら運転とは直接関係は有りませんが、私たち主計管工が雇入れ時教育や新入社員研修の際、テキストとして使っているある悲惨な交通事故で大事な娘さんを亡くされたお父様のメッセージを掲載せさせていただきます。ご覧下さい。
それでは今日はここまで。次回まで皆さまごきげんよう!安全運転を!!

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